磯田道史の評判は?大河西郷どんにも出演する愛妻家の歴史オタクに迫る!

磯田道史先生の出演情報【英雄たちの選択】
毎週水曜日 20:00~
BSプレミアムにて放送

BSプレミアム『英雄たちの選択』の司会者磯田道史さんって、いったいどんな方なんでしょう?

最近よくテレビで解説やコメンテーターをしているけど・・・どうしてそんなに評判が良いのか気になりますねぇ。

というわけで、そんな質問にお答えすべく、各メディアに引っ張りだこの歴史家「磯田道史」先生に徹底的に迫ります!

ちみこ

大学時代に毎週、先生の講義を受けていた私が、当時のエピソードも交えながら、磯田先生の魅力をお伝えするよ!

この記事を読むとこんなことがわかります。

  • 磯田道史先生の経歴
  • 「オタク」を極めた超人ぶり
  • 多くの人に支持される人柄
  • 磯田先生が考える今後の日本とは

磯田道史先生のwikiプロフィール

磯田道史

https://www2.nhk.or.jp/

【名前】磯田 道史
【読み方】いそだみちふみ
【英語表記】Michifumi Isoda
【出身地】岡山県岡山市
【生年月日】1970年(昭和45年)12月24日(木)
【年齢】48歳
【最終学歴】慶應義塾大学(文学部史学科)博士課程修了
【職業】歴史学者(日本近世・近代史・日本社会経済史)
【肩書】国際日本文化研究センター准教授
【両親】父:公務員(農芸化学の研究者) 母:英語教師
【家族構成】妻・長女・長男

ちみこ

自称「日本ウォッチャー」の磯田先生、クリスマスイブ生まれとは!

中の人

何となーく皮肉だね

奥様とは南青山で運命的な出会いをされ、「あなたは僕の運命の人かもしれない」と初対面で言い放ったそう。

なお、結婚するまで女性経験は全くなかったようです。運命の相手に一途な「愛妻家」の一面。好感が持てますね。

磯田先生ってどんな人?

実物(?)の磯田先生は、テレビで見たままの方です。物腰ものごしがやわらかく、話が面白い。

私が先生の講義を受けていたのは10年ほど前。当時から大人気の先生でした。先生の講義は、大きな講義室が満員になるほどの人気ぶり。

思い出に残っているのは、

  • 「磯田っち」と呼ばれていた(先生公認)
  • 教員寮から自転車で颯爽さっそうと通勤
  • 服装はあまりこだわらない
    (テレビで見る先生はとてもおしゃれですよね)
  • ご飯屋で「磯田っちはっけーん!!」と言うとおごってくれた

「『磯田っちはっけーん!!』と言われたら、仕方ないので奢ります。なぜか伝統になってしまったので。」と笑っていました。

ちみこ

ね? いい先生でしょ!

ちなみに私は大学近所の中華料理屋で磯田っちを発見したことがあります。が、大人数だったので、さすがに遠慮しました。笑

歴史とともに歩んだ「オタク」的半生が狂人的だった

学歴や経歴を見ると、威厳いげんのある学者先生。に見えますよね?

その素顔をあばくと・・・一言で表せば

歴史オタク

一般人には理解できないレベルで、歴史を愛してやまない方です。

そんな歴史家・磯田先生の「オタク」半生を、オドロきのエピソードと合わせてご紹介します。

ちみこ

これを読んだら磯田ファンになること間違いなし!

遺跡のある風景が日常だった幼少期

磯田先生の出身地である岡山県は、国内最大級の古墳群があることで有名です。

中の人

マジで?! 地元だけど知らなんだ

磯田先生は幼いころから歴史的遺跡を間近に生活していたんですね。

家の近くにある山道は、むかし足利尊氏や豊臣秀吉が馬に乗って駆けて行った、いわゆる「英雄の道」なんです。わくわくしましたね。

出典:講談社インタビュー記事

ご実家は岡山藩の分家である鴨方藩の重臣の家系。家に代々継がれる「道」の字と、当時はやっていた「史」を組み合わせて、「道史」と名付けられました。

ご長男には奥様の字を1字とって「道真」くんと名付けられたそうですよ。ステキですね。

ちみこ

「歴史の道」とは・・・!  名は体を表すとは、このことだね

ちなみに磯田先生、地元の名城「岡山城」の解説なんかもしているようです。真っ黒なお城・・・カッコいいですね!

磯田先生、超絶 楽しそう♪

 

磯田少年を魅了した「歴史」と「本」

小学生~中学生時代・家の庭に高さ2メートル以上もある出雲大社の模型を制作
・試行錯誤の末、自らの手で弥生式士器を焼き上げる

自分は9年しか生きていないのに、2000年前のものでしょ?凄いなって。そうすると、ここの土でやったはずだから、土器が作れるはずだと。でも、建築廃材を近所の大工さんからもらってきて焼いたら生焼けになって。で、小学校の図書館に行きまして、陶芸の本を読んだんです。ここで、文字の凄さを思ったんですよ。あの土器は1万年あり続けたはずなのに、文字を覚えたら一日でこの技術が手に入ったわけです。僕はね、図書館の中にある文字の情報を読みつくしたら凄いことが出来ると思って味しめて本が好きになった。

出典:『サワコの朝』振り返りコラム

探求心と行動力がケタ外れだったんですね。

その探求心を満たしてくれる本に、磯田少年は夢中になります。

ちみこ

このころからすでに普通の小中学生じゃない

さらなる探求。そして「古文書」との出合い

中学生~高校生時代・家に保管された古文書を祖母に見せてもらう
黒曜石こくようせきの原石を採取して矢じりを作る
・ハレー彗星の写真を撮るため望遠鏡を手作り
・『近世古文書解読辞典』を片手に古文書の判読に成功

高校生になってからもう一度家にあった古文書を取り出して読んでみたら全然読めない。~中略~仕方がないから町の小さな本屋で売っていた古文書辞書を買ったんです。その辞書には古文書の崩された字が書いてあって、その横に楷書が書いてある。それで受験勉強もせずにその辞書と古文書ばかり眺めていたら、半年くらいするとだんだん判読出来るようになってきたんです。

出典:『サワコの朝』振り返りコラム

ちみこ

ね、ぞくぞくするでしょ、この変人っぷり
(先生ごめんなさい)

次々出てくるオドロきの逸話

大学~青年期・本に熱中しすぎて救急車で運ばれる
・古文書を愛しすぎて清掃会社の社員に

ウソみたいな、でも本当の話。

ちみこ

実話ですよ

慶応大学の図書館がすばらしすぎて救急車で運ばれる磯田先生。お腹を抱えて笑いました。

ちみこ

救急車を図書館に横付けさせるなんて、歴史に残る偉業だ・・・

わたしには栄誉顕職は似合わないでしょう。一時は慶應大学の守衛清掃会社の社員になって、古文書室の古文書整理をやっていたぐらいですから。
これが、まるで古文書のなかにいるような感じで、一番、楽しかった。端っこにいるほうが、光の当たる舞台上にいるより、この世界というものがよく見える。

出典:講談社インタビュー記事

栄誉えいよ顕職けんしょく・・・名誉や、地位の高い官職、要職を指す

子どものころから変わらないこの純粋さに、人々はかれるのでしょうね。磯田ファンが多いのもうなずけます。

大河ドラマ『西郷どん』にも出演する磯田先生の活躍ぶり

「現代の司馬遼太郎」との呼び声高い磯田先生。歴史のスペシャリストとして、その幅を広げていきます。

清掃会社勤務でひっそり古文書整理をしていたかったようですが、世間が放っておかなかったわけですね。笑

いまや、テレビに講演会にと引っ張りだこです。

テレビ出演のオファーが殺到!

磯田先生といえば、人気番組の講師や解説としては、もうおなじみですね。その活躍の舞台は、バラエティ、ニュースのコメンテーターと、多岐にわたります。

中でも、毎週 司会をされている『英雄たちの選択』は歴史好きの定番ですね。各分野の専門家たちとの白熱した議論が話題を呼んでいます。

『英雄たちの選択』とは
歴史に大きく関わった英雄たちの葛藤を、アニメーションなどを駆使してシミュレーションする番組。スタジオの専門家陣営と磯田先生が議論し、英雄たちの歴史的決断を深く掘り下げていく。

そのほか、わたしがイチオシで好きな番組は、『古舘トーキングヒストリー』。年に1度の特番、これが楽しみなんです。

今年(2019年)放送の
「〜幕末最大の謎 坂本龍馬暗殺、完全実況〜」も最高でした。

ちみこ

橋本マナミさん演じる「おりょう」のお色気シーンがたまらなかったよね・・・!

『古舘トーキングヒストリー』とは
歴史的ワンシーンを切り取り「ドラマ化」したものを司会の古舘伊知郎さんが実況。加えて磯田先生が(興奮気味に)解説していくという番組。

大河ドラマ『西郷どん』では、時代考証を担当するかたわら、内貴甚三郎ないきじんざぶろう役で出演。著書が映画化された『殿、利息でござる!』にも、お奉行様役でちゃっかり出演。

中の人

大河ドラマにノリノリで出ちゃう学者(笑)

ちみこ

大御所俳優に演技プランを提案したとか

中の人

マジか

開催される講演会は毎回大盛況

テレビ出演のほか、各地で講演会も開催されています。

その知名度と人気から、講演会はいつも大盛況のようですね。中には席が抽選のものもあるようです。

中の人

おおっ!!  地元・岡山での凱旋がいせん講演会ですな!

大学での講義では、毎回90分間しゃべり倒していた記憶があります。一定のトーンで、すごくうれしそうに、ひたすら話すんです。

ちみこ

そうです、テレビのままです

「当事者か?」と錯覚するほど詳しい解説。映画を観ているかのように、江戸の様子が浮かんできました。

地方の講演会もそんなイメージでしょうか。

講演会情報は、ネットやチラシ、自治体の発行する情報誌などで入手できるようです。

そのほかに、このような活動もされていました。

2018年3月18日に「明治150年」を記念して明仁天皇・皇后美智子(いずれも当時)にご進講

ご進講とは
様々な分野の専門家や官僚、政治家が天皇などの貴人に対して講義をすること。
ちみこ

こんなスゴい人の講義を受けていたなんて・・・!  当時 居眠りしていた自分にかつっ!

過去の歴史を読み解く磯田先生が語る「令和の日本」とは?

さて、大活躍の磯田先生。さまざまなインタビューや著書で、現代日本について語っています。

「温故知新」とはこのこと。過去を追求する磯田先生の言葉には、ひとつひとつに重みがあります。

新元号「令和」について思うこと

磯田先生は新元号の令和について、このように語っていらっしゃいます。

  • 良い年号だと思う。一番上の字に命令の令が入ったのが珍しい
  • 中西進先生が「(元号の)考案者はおらず、天の声で決まった」とおっしゃっていることから、私もそのとおりだと思う

令和の考案者とされる中西進氏とは、共著で本も出しています。

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こちらの本では、地震・噴火・津波・戦争と過去の歴史を振り返り、私たちが現代に活かすべき先人の知恵を語っています。

万葉集にのこされたメッセージから、先人たちの知恵から、未来の日本を見据えるお二人の対談は必見です。

令和の時代に生きる私たちのための本ですね。

ちみこ

純粋で真摯しんしなお二人の対談に感動!

※真摯・・・真面目でひたむきな様子

万葉集研究の大家、中西進氏についてはこちらの記事で紹介しています。

中西進の経歴と肩書きスゴすぎ問題!令和に関する著書も

こちらの書評の中では中西先生の名前も出されていましたよ。

参考 磯田道史氏による書評『焼けあとのちかい』Yahoo!ニュース

新時代における「教育の大切さ」

新時代の教育のキーワードは、「プロジェクト型」であると磯田先生は語ります。

ご自身のお子さんには、毎日、「今日は何について調べたい」と自分で目標を立てさせ、実践させているそう。

AI時代が到来した。労働環境が変わり、車の自動運転は実用化されつつある。分からないことはスマートフォンに話しかければ、ほとんどのことは教えてくれる。「ホモサピエンス(現生人類)が初めて直面する事態」で、だからこそ「今の子供の教育はこれまでと同じようにしていたら、たぶんダメなんですよね

出典:産経新聞政治デスクノート

「いい学校を出て、終身雇用で稼ぎのいい職に就く」という壊れかけの制度。現代の日本に不釣り合いなこの状況に、真っ向からかみつく磯田先生。

過去の日本をずっと「ウォッチ」してきた磯田先生の言葉には、説得力があります。

ちみこ

進路に迷う学生を何人も見てきた「教育者」としての視点も持ち合わせてるんだね

まとめ:磯田道史先生は「日本国」のスペシャリストだった!

  • 子どものころから「探求心」を持ち続ける歴史オタク
  • 一生をかけて日本を探求してきたからこそ評価される「学者」としての一面

そのギャップと、やわらかで誠実な人となり。

これらの相乗効果で、今以上に日本国民をきつける存在になることは間違いなしですね。

「これからの日本を良くしよう」と考えると、日本という国の歴史的な検証が必要です。ただ、検証すると、日本はいつも成功してきたわけではないので、失敗した事例も検証せざるを得ない。~中略~それでもなお、私は日本人が好きです。財布を落としても返ってくる国ですから。日本は良い国です。

出典:HUFFPOST掲載記事

ちみこ

うん、重いぞ

磯田先生の言葉だからこその重みです。

やたらとテレビに出まくる歴史学者、その正体は、未来の日本を担うべき、魅力あふれる「日本国のスペシャリスト」でした!

今後のご活躍がより一層楽しみです。

ちみこ

これからも魅力ある日本と日本人の真実を掘り起こして私たちに伝えてね、磯田っちー!!!