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画像出典:情熱大陸 公式HP
2015年11月22日(日)いい夫婦の日にTBSテレビ/毎日放送で放送される情熱大陸(23:00~23:30)では、「今、大地が揺れている!異色の火山学者が語る『日本列島に迫り来る危機』とは?」と題して、鎌田浩毅〔かまた・ひろき〕さんが取り上げられます。
鎌田教授のご専門は火山学・地球科学と科学コミュニケーション。
科学というつながりはあるものの、「火山・地球」と「コミュニケーション」という、関連性のなさそうな分野を股にかけて活躍する京都大学教授です。
また、文学や歴史、芸術にも造詣が深く、さらには啓発と教育にも熱心であり、科学の伝道師として積極的にアウトリーチ活動を行う鎌田教授がどんな人物なのか、また、あの人目を引く奇抜なファッションのワケや、火山に関する著書、鎌田教授が力説する日本列島に迫りくる危機などについてご紹介したいと思います。
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もくじ
異色の火山学者・鎌田浩毅教授のプロフィールと経歴
- 1955年 東京生まれ
- 1974年 筑波(東京教育)大学附属駒場高等学校 卒業
首都圏の中高一貫校の中では入試難易度ナンバーワンといわれているそうです~~~(@_@;)
- 東京大学 地学部 地学科 卒業
- 1979年 通産省(現 経済産業省)に入省
- 1997年より 京都大学大学院(人間・環境学研究科)専任教授
- 京都大学 総合人間学部 地球科学分野 教授
- 関西大学 客員教授
- 「科学の伝道師」と称される
- ただ知識を伝えるだけではないライブ感あふれる授業が京都大学内でも屈指の人気
- 最新の研究を一般の人々へ伝えるアウトリーチ活動にこだわる
- 「最終的には他人にも分かる成果を出さなければならない」
これを「アウトプット優先主義」と呼び、貫いている
- 面白くて役に立つ教授がモットー
- 火山学者としての強い使命に燃えている
すなわち、今 日本列島に迫り来る危機を世の中に伝えなくてはならないという強い責任感
鎌田浩毅教授の著書
鎌田教授は、火山についての著書だけではなく、仕事の効率化についてや、人を惹きつける文章術、一生涯 使える勉強法、はたまた自己啓発に関する著書もあります。
東大卒ですから、頭がキレるのはもちろんなんですが、生き方という意味においても、回転のいい人なんだなぁ・・・と甚だ感心させられます。
そんな鎌田教授の著書を、最近のものから何冊か紹介させていただきますね *^_^*
※ 著書に関する画像はすべてAmazon.co.jpからお借りしています
西日本大震災に備えよ―日本列島大変動の時代―
2015年11月14日(PHP研究所)
さすが、研究の成果は伝わらなくては意味がないという信念を貫いてきた鎌田教授の手によるものだけあって、その分かりやすさは、「我が子の通う小学校の図書室にぜひ置いてほしい」と言う人が続出するほどです。
とても親しみやすい文章と図で構成されていて、小学生でも、中学年以上であれば十分理解でき、楽しめるのではないかと思います。
難しい本は、書いた人が悪い
この鎌田教授のポリシーを強く印象づける良書です。
自然災害は防ぎようがありません。
だからこそ私たちは、災害による被害を最小限に食い止める努力をしなければならないのです。
折に触れ、自分の心に問い掛けたいと思います。
自分たちにできることは何か?
まだ記憶に新しい、11月5日(木)のカンブリア宮殿で紹介された大里綜合管理・野老真理子〔ところ・まりこ〕社長の言葉です。
2011(平成23)年3月11日(金)に発生した東日本大震災のとき、私たちはいろいろな救援物資を提供してきました。
例えば「耳かきが欲しい」と言う人がいたら、耳かきを100本 送ります。
すると、その人の欲求は満たされ、今度は手元に残った99本の耳かきが必要な人を探し始めます。
このとき、その人は配り手 = 支援する側に変わっていますよね。
支援を受ける側に居た人たちを、能動的に支援する側に変えること。
そのこと以外に社会がよくなる方法はありません。
信念に裏付けられた野老社長の力強い言葉に胸を打たれました。
・・・火山のお話からは少し離れてしまいましたがm(__)m
先述した大里綜合管理・野老真理子社長については、こちらの記事を読んでみてくださいね。
⇒ 野老真理子〔ところ・まりこ〕の経歴とプロフィール!大里綜合管理の功績とは?
火山はすごい
2015年7月3日(PHP研究所)
※ Kindle版も出ています♪
「過去は未来を解く鍵」という地球科学の知恵がギュッと詰まった良書です *^_^*
この火山が危ない!(双葉社スーパームック)
2015年1月30日(双葉社)
地震と火山(パーフェクト図解)
2014年10月14日(学研パブリッシング)
人目を引く奇抜なファッションと鎌田教授のポリシー
あの真っ赤な衣装は、火山が好きすぎて寄り添った結果なのかな?(笑)
なんて思ってましたが、実はそうではなく、ちゃ~んと理由があったんですね。
この奇抜とも思える衣装について鎌田教授は、一生モノの勉強法実践講座で、次のように語っておられます。
関心のないことに関心を持ってもらうためには、どうすればよいか?
まずは奇抜なファッションで興味を引くわけです。
では、なぜファッションで人目を引くことを考え付いたかというと、つかみが大事だということに気付いたから。
ポリシーは
- 研究の成果は伝わらなくては意味がない!
- 面白くなくては伝わらない!
- ならば見た目から面白く!
マグマを思わせる真っ赤な衣装で人目を引く!
「このヒト誰?」状態から、「このヒト何か面白いコト言いそう」へ持っていき、さらに「この人の話を聴いてみよう」へ持っていくには、一発目で印象づけることが必要だということなんですね。
つかみはバッチリです!!
ただ、もしも鎌田教授のファッションへのこだわりが人目を引くためだけなのであれば、ボーナスをつぎ込まなくてもできますよ!って言って差し上げたいですね(笑)
しまむら、しまむら!
・・・って、岡山にしかないのかな???(笑)
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鎌田浩毅教授のテレビ出演履歴
世界一受けたい授業(日本テレビ)
- 2007年6月16日 もし富士山が噴火したら!日本では108つの火山が活動していた!!
日本にある火山のうち108もの火山が活動中なんだそうです。
誰もが知る世界遺産・富士山も噴火の可能性を秘めているというんですから驚きです。
- 2012年8月18日 火山!洞窟!未確認生物!?
http://www.ntv.co.jp/sekaju/onair/120818/01.html
課外授業 ようこそ先輩(NHK総合)
- 2013年7月13日 富士山は100%噴火する
http://www.ntv.co.jp/sekaju/class/070616/02.html
日本列島に迫りくる危機とは?!
日本各地で火山の噴火が相次いでいますね。
この1年あまりの間に、御嶽山〔おんたけさん・長野県〕や阿蘇山〔あそさん・熊本県〕、口永良部島〔くちのえらぶじま・鹿児島県〕などが次々と噴火しました。
日本国内にある火山は、休止しているように見えて、実は いつ噴火してもおかしくない状態なんだそうです。
それは、世界遺産登録され、世界中からの登山者・観光客でにぎわっている富士山も例外ではないのだと、そして「火山はこれからもっと噴火する」と鎌田教授は言います。
もしも今、富士山が噴火したら、首都・東京は完全にマヒしてしまうと言われています。
そうなる前に、岡山県を首都に・・・という、ちょっと冗談みたいな話を小耳に挟みました。
私の地元・岡山県は、災害も非常に少なく、台風の経路(予定)になっていても、どうも四国沖で東にそれていってしまう、なんていうことが標準認識の、とってもありがたい土地柄です。
東日本大震災の後、移住してこられた方も結構おられました。
2036年からやって来たと豪語するアメリカ人男性ジョン・タイター氏が2000年11月2日、ネット上に書き込みを残し話題になっているんですが、彼の説による2020年の日本地図がこれです。
(「やって来たと豪語する」なんて書いたらネットが荒れるよ、「豪語」しとんじゃのーて、「やって来た」んよ、と夫が横でつぶやいてますが、取りあえずスルー(笑))
画像出典:www.qetic.jp
ちなみに、現在ジョン・タイター氏は消息不明なんだそうです。
2001年3月に、「予定の任務を完了した」との言葉を残してネット上の書き込みをやめてしまったのだとか。
ジョン・タイター氏の岡山首都説(岡京説)について思うことはいろいろあるんですが、この記事は鎌田教授のご紹介が目的なので、ここでは割愛しますね(^_^;)
災害による犠牲者が出ないことをただただ祈るばかりです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました *^_^*♪