長井長義博士の経歴と功績!エフェドリンの原料の麻黄ってどんな植物?

長井長義博士の番組情報

【先人たちの底力 知恵泉・選】
2019年9月17日(火)22:00~
NHK Eテレにて放送

この記事では、薬学をたしなむ者、あるいは志す者なら誰でも知っている長井長義(ながいながよし)博士をご紹介します。

この記事を読めばわかること
  • 長井長義博士のプロフィールと経歴
  • 長井長義博士の功績
  • 麻黄・エフェドリンとは何ぞや?

日本薬学の父と称される長井長義さんのwikiプロフィールと経歴

名前 長井長義
よみがな ながいながよし
英語表記 Nagayoshi Nagai
生年月日 1845年7月24日(木)
(弘化2年6月20日)
没年月日 1929(昭和4)年2月10日(日)
享年 83歳
(東京都にて)
出身地 徳島県
出身大学 東京帝国大学
(現在の東京大学)
ベルリン大学(化学)
父親 長井琳章
(徳島藩の藩医)
配偶者 テレーゼ・シューマッハ
子ども 長男 長井亜歴山
(アレキサン)
長女 長井エルザ
次男 長井維理
受賞歴 勲二等くんにとう瑞宝章ずいほうしょう
1909(明治42)年

 

エフェドリンっていう漢方薬の成分の抽出に成功したスゴい人。

気管支喘息治療の道を切りひらいた方ですから、喘息っ子のいる我が家にとっては神のような存在です。

中の猫

エフェドリンといえば長井博士ってことだね

中の人

ナガヰナガイ」って名前がついてる薬もあるくらいですからね

【参考】ヱフェドリン「ナガヰ」注射液40mg|日医工株式会社

ちなみにこのツイートの主・越塚学さんは、番組『先人たちの底力 知恵泉・選』の中で長井長義博士の役を演じられるそうです。

長井博士は、徳島藩(蜂須賀はちすか家)の藩医を務めていた父・長井琳章の長男・長子(第1子)として、阿波国(現在の徳島県)名東郡みょうとうぐん 常三島じょうさんじま 長刀町に生まれました。

※「名東郡みょうとうぐん 常三島じょうさんじま村 薙刀丁」とする記録もあるようです。

現在の徳島市中常三島町なかじょうさんじまちょう2丁目に当たります。(出典:徳島 城と町まちの歴史 [ 河野幸夫かわのゆきお ]

 

 

子どものころの名前は「朝吉」。15歳のとき「直安」と名乗りました。

中の猫

昔の人は何度も名前を変えるんだね

・・・そのようですね。

中の人

長井家は先祖代々、蜂須賀家につかえていたんだそうよ

ただ、長義はどうやら医師になる意思はなかったもよう。

長崎での国内留学期間中、長義は精得館せいとくかんに通い、医学修行らしきことをしていました。

※精得館・・・幕府が創設した医学校・病院

しかし、それも最初の1か月のみ。これは長義が医師になることを望んだ父への親孝行だったとされています。

その後は

などの研究に明け暮れたようです。(出典:徳島県製薬史|徳島県製薬協会

なお、「号」として記録にある「朴堂(樸堂)」という名前は揮毫きごうの際に使っていたそうです。

※揮毫・・・筆を使って文字を書いたり絵を描いたりすること

ドイツ人女性と恋愛をし、結婚。国際結婚の先駆者パイオニアでもありました。

奥さまの名前はテレーズ・シューマッハ。1862年に生まれ、1924年8月29日(金)(昭和元年9月17日) 、還暦(60歳)を過ぎたころに亡くなっています。

参考 この人長井長義Amazon

長井長義博士の功績

長井博士といえばエフェドリン。

ですが、功績はそれだけではありません。

ドイツから帰国すると日本薬学会を創設。初代会頭を務め、生涯にわたって薬学界を牽引けんいんしました。

また、薬学を学ぶための学校も設立し、さらには女子教育にも貢献されています。

長井長義の子孫:長男アレキサン(亜歴山)について

1877年、テレーズとの間にもうけた長男に「亜歴山あれきさん」と名付けました。

中の人

あれきさん・・・・・・

亜歴山は父・長義の母校でもある東京帝国大学(現在の東京大学)を卒業。

その後、外交官となり、勝海舟かつかいしゅうの孫(三女逸子の子)である多計代を妻に迎えました。

1966年に亡くなっています。

長井長義博士が麻黄(まおう)から抽出した漢方成分「エフェドリン」とは?

中の猫

「まおう」って聞くと「魔王」をイメージしちゃうよね

麻黄まおうというのはこんな花。

意外や意外、「まおう」の響きには似合わない、濃いピンク~紫色の可愛らしい花です。

中の猫

あれ?黄色じゃなくて?

ホントだ。名前に「黄」という漢字が使われているけど、花は黄色じゃないんですねぇ。

中の人

じゃあどうして「黄」?

よくぞ聞いてくれました。

生協広告の校正を本業としていると、よく出てくるんですよね、漢方薬が。

根っこが黄色なんですよ。

 

気管支拡張剤として、市販の風邪かぜ薬にも配合されているのだそうです。

【参考】日経メディカル処方薬事典

参考 麻黄…エフェドリンのお話証(あかし)クリニック

 

 

中の人

続きは執筆中です。しばらくお待ちくださいませ・・・